北京ってどんなところ?
どこが有名なの?
どんな観光スポットがあるの?
こんな疑問にお答えします。
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王府井
王府井は北京の中心地かつ中国最大の繁華街の一つです。
街並みには老舗の工芸品店やデパート、食料品店が立ち並びます。
王府井は大きく北エリア・中央エリア・南エリアの3つのエリアに分かれており、それぞれのエリアで食事や観光を楽しめます。
北エリアには王府井天主堂というカトリック教会があり、ローマ建築の味わいとアジアンテイストが織り交ぜられた優美な建築物となっています。
中央エリアと南エリアには多くの屋台とデパートが立ち並び、夜になってもその賑やかさは衰えません。
中央エリアにある王府井小吃街には羊肉の串焼きやジャージャー麺、サソリの串など中国各地のB級グルメが集まります。
サソリの串焼き、僕はまだ怖くて食べたことがないのですがどなたか食べた人がいるなら感想教えてください(笑)
天安門・故宮博物院
天安門の前に広がる天安門広場は南北880m、東西500m、面積44万㎡という広大な敷地を誇る広場です。
天安門広場国家の重要な式典やパレード、さらには天安門事件など中国の歴史を語る上では欠かせない重要な役割を担ってきました。
1949年10月1日に天安門の楼上から毛沢東が中華人民共和国の設立を宣言したことでも有名です。
セキュリティチェックを済ませたらいよいよ故宮博物院の中に入ります。
特に天安門広場から博物院に入るまでは現地の人と観光客で溢れかえっているので人混みが苦手な人は少しつらいかもしれません。
博物院の中に入ると「清」の時代に24人の皇帝が暮らした紫禁城の一部始終を垣間見ることができます。
1420年に完成して以来、修復と再建を繰り返し今見てもその時代の雰囲気を十分に感じとることができます。
建国門外
建国門外とは国際貿易センタービルやSOHOなど国貿を中心としたビジネス区であり海外の有名ブランド店なども多数存在します。
中でも国貿三期(中国国際貿易中心第三期の略称)は北京一の高さを誇るランドマークとしての役割を果たすと同時に高級レストランや5ツ星ホテルのチャイナワールド・サミットウイングなど有しています。
高層階からのパノラマが望めるレストランやバーで優雅なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
その他のおすすめスポットとして中国の国営テレビであるCCTV本部ビルが挙げられます。
近代的かつ奇妙なそのデザインは遠くからでも目を引く印象的な建築です。
什刹海
什刹海は800年前に作られた前海、後海、西海の3つの湖からなる人々の憩いの場です。
湖の周りには柳並木が立ち並び北京市街から一変、古き良きレトロな街並みと共に自然の豊かさを感じることができます。
湖では夏はボート遊びが楽しめ、冬になると天然のスケート場に早変わりします。
昔ながらの歴史を感じさせる民家や皇族の跡地と並んでカフェやバー、雑貨屋などのショップが点在しのんびり散策したい人にはうってつけの場所です。
中国では定番の三輪車もそこら中に走っているので、三輪車に乗りながら美しい風景を眺めるのもおすすめの楽しみ方です。
前門大街
前門大街はスターバックスやマクドナルドなどの全国チェーン店、ユニクロ・ZARA・H&Mなどのファストファッションブランド、
さらには全聚徳や餛飩候などの北京ダックやワンタンスープが楽しめる本場の中国料理店も点在し、世界と中国が融合したような雰囲気を味わえる街並みとなっています。
なかでも、おすすめは全聚徳です。全聚徳は北京ダックを取りあつかうレストランチェーンであり、そして前門大街には全聚徳の本店があります。
チェーン店とは思えない巨大で美しい内装で、北京ダックを頼むとお店の人が目の前で切ってくれます。
北京に行くからには北京ダックを食べたいという方も多いと思うのでここは是非訪れてほしい場所の一つです。
ストリートの中央には前門名物であるチンチン電車も走っているので轢かれないように注意してください(笑)
前門ー鮮魚口ー珠市口の間を走っていて、約30分に1本のペースで運行しています。運賃は片道20元ほどです。
天壇公園
天壇公園は1420年に建造された建物で当時の皇帝たちが天に向かって五穀豊穣や雨乞いなどの国家の祭祀を行ってきた神聖な場所です。
1998年にはユネスコにより文化遺産として世界遺産に登録されています。
天壇公園の魅力と言ったらその歴史的で可愛らしい外観です。
周りには写真を撮る人もたくさんいる上、けっこうな高確率で天壇を背景に婚約写真を撮影しているカップルを見かけると思います。
公園の周辺にある長廊は地元の人で溢れ、楽器の演奏や囲碁・将棋などのゲームを嗜んでいます。
僕が行ったときは公園の入り口周辺で踢毽子(Tī jiànzi)と呼ばれる中国の伝統的な羽蹴りゲームを楽しんでいる人々が多くいて、中国らしいな~と思いながら眺めてました。
見てたらやりたくなったので一個買いましたが知らないうちに失くしてました(笑)
この羽蹴りゲームで使われる毽子は意外といろんな所で売っているので北京旅行の思い出にもなると思います!
三里屯
三里屯は昔はバーが立ち並ぶストリートというイメージがありましたが、今では大型ショッピングモールが続々と誕生し歩いてるだけでも楽しめるオシャレな街並みに変貌しました。
ちなみに三里屯の名前の由来は北京城から三里離れた村(屯=村)から来ているそうです。
三里屯は北エリアと南エリアに分かれています。
北エリアは2008年にオープンした大型ショッピング施設です。
カジュアルな南エリアとは違って、アルマーニやロレックスなど世界のハイブランドを中心にした大人っぽい雰囲気を漂わせています。
南エリアは約250のレストランやショップが集まる一大複合ショッピングモールです。
ユニクロやアディダスといった有名ファッションブランドが並び立ち、そのオシャレでカラフルなデザインは三里屯の新たなシンボルとなっています。
頤和園
頤和園はもともとは乾隆帝が造園したとされる清園という庭園でした。
この庭園も1998年にユネスコにより世界遺産に登録されています。
しかし1860年に第二次アヘン戦争で英仏連合軍の攻撃により破壊されてしまいます。
その後光緒帝の命により再建されました。
その際にかかった費用は莫大で日清戦争の敗北の1つの原因となったと言われるほど国の財政を圧迫するものでした。
個人的には財政的につらかったとしても後世にこんなにきれいな庭園を残せたのだから再建して本当によかったと思います(笑)
大三子
大山子はもともとは国営軍事工場でしたがその跡地を利用して、今では世界からも注目を集める中国現代アートの発信地となっています。
この大山子芸術区には体は人間だが頭は龍の三つ子や人の背丈を超える大きさの拳の像、中央広場で素っ裸で仁王立ちしている巨漢の像だったりと個性溢れるアート作品がこの区の至る所に点在しています。
なかでも、798時態空間は大山子芸術区を象徴するアート空間となっており「毛主席万歳」と書かれたスローガンが印象的です。
さらに日本人によってプロデュースされた銀座の老舗ギャラリーである東京画廊もオープンしています。
ここの画廊では日中のアーティストの企画展を月替わりで開催しているそうです。
西単
西単大街はこれまた中国有数のショッピングモール街です。
前門大街に比べて外国人が少ない印象があるので、中国の地元感を味わいたい人にはおすすめの場所です。
街のなかには写真にもある通り北京図書大厦という北京最大規模を誇るブックストアがあります。
本だけでなくCDやDVDも売っているので読書・音楽・映画好きなら訪れてみたいスポットです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は北京で人気のおすすめ観光スポットについてまとめてみました。
北京旅行の参考にして頂ければ幸いです。
それではまた♪
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